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音程その1(数字編)

更新日:2021年9月9日


音程について考えてみたいと思います。音程とは音と音との距離を表します。 同時にいくつかの音を鳴らした時にそれぞれの音がどれだけ離れているかを表す時に使いますし、メロディのように音から音へ移動していく時にどれだけ音が移動したのかどを表す時にも使います。

ドからミに上る時の音程は3度といいます。

イメージとしては

「ド」「レ」「ミ」

と、音の名前をつぶやきながら数を数えるイメージです。

ドからシに上る場合は

「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」

なので7度ですね。

レからラに上る場合は

「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」

なので5度です。

下がる時も同じような感じです。


ソからドに下がる場合は

「ソ」「ファ」「ミ」「レ」「ド」

となり5度です。

ファから下のラに下がる場合は

「ファ」「ミ」「レ」「ド」「シ」「ラ」

で6度です。

ところで音にはシャープやフラットがつくことがあります。その時に音程はどうなるでしょうか。

ド→ミは3度ですが、ド♯→ミ♭は何度?

なんだか難しそうですね。。。

でも、実はこれも3度なのです。シャープが付こうが、フラットが付こうが、音程の数字を考えるときはドレミファソラシドという言葉だけを考えれば良いのです。

なので、以下にあるものは全て3度です。

ド→ミ:3度

ド♯→ミ:3度

ド→ミ♭:3度

ド♯→ミ♯:3度

ド♭→ミ♭:3度

ある意味簡単ですが、実際に音を出してみるとこれらの響きはだいぶ違います。それなのに同じ3度では区別がつけられません。なので、3度にもさまざまな種類が作られることになりました。「長3度」「短3度」「増3度」「減3度」などなど。。。

例えばドからミに上る音程。これは3度なのですが、正確には「長3度」と呼ばれます。前半の「長」の部分と、後半の「3」の二つの部分でできています。前半が漢字で後半が数字ですね。音程にはいつも二種類の内容が含まれています。

前半の漢字部分については、また改めてしっかり説明していきたいと思います。


※投稿してから4年経ってしまいましたが、続きを書きました。これで音程の基礎知識はばっちりです。ぜひご覧ください。


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