On A Slow Boat To China


というわけで次はスタンダードです。ジャズに限らずいろいろな人がカバーしております。

(I'd Like to Get You on a) Slow Boat to China

という風にタイトルが表記されることもあるみたいです。

先日聴きに行ったライブで演奏されていました。あまりこの曲のことを知らないなーと思ったので今回取り上げてみました。

作詞・作曲はFrank Loesser。1948年に作られたポップソングです。ジャズだとエラ・フィッツジェラルド、ソニー・ロリンズ、フィル・ウッズ、スタン・ゲッツ、デイヴ・ブルーベック、などなどがカバーしてます。

歌詞はそんなに難しくなさそうなのでいろいろ参考にしながら自分で訳してみます。

I'd like to get you on a slow boat china,

あなたを中国行きのゆっくりとした船に乗せたい

All to myself alone;

ふたりきりで

Get you and keep you in my arms evermore,

あなたを腕の中でずっと抱いて

Leave all your lovers weeping on a far away shore

泣いているあなたの恋人たちをはるか彼方の海岸においてくる

Out on the briny with the moon big and shiny,

大きく輝いている月の浮かぶ海にくりだして

Melting your heart of stone.

あなたの石のような心を溶かしていく

I'd like to get you on a slow boat china,

あなたを中国行きのゆっくりとした船に乗せたい

All to myself alone;

ふたりきりで

もてちゃう人なので、さらってボートに乗せて独り占めしたいってことみたいですね。

英語圏の曲なのでゆっくり中国まで行くと長い時間がかかるってこと。

”On a slow boat to china”はもともとはギャンブルの世界の慣用句から来た言葉らしいです。

さらったはいいけど、中国に着いたあとどうするんでしょうか。

後先考えずに行動しちゃえるのは歌詞の中の世界だけですよね!

Ella Fitzgerald

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| IIm7 | #IIdim | IM7 bVII7 | VI7 |

| II7 | | IIm7 | V7 |

| IM7 |IIIm7 VI7 | IIm7 |#IVm7-5 VII7 |

| IM7 | VIIm7-5 III7 | IVM7 | IIIm7-5 VI7|

| IIm7 | IVm7 bVII7 | IM7 bVII7 |VI7 |

| IIm7 | V7 | IM7 | |

イントロが一応ちょっと中華風。

歌の最初だけブレイクが入る。

Ebのキーから全音ずつ上に転調していく。

コーラスごとに微妙に違うところがあるけど、コードはたぶんこんな感じ。

最初の進行は It could happen to you に似てますよね。

Sonny Rollins Quartet

Sonny Rollins (tenor sax)

Kenny Drew (piano)

Percy Heath (bass)

Art Blakey (drums)

'SONNY ROLLINS QUARTET' (Prestige Records)

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| IIm7 | #IVm7-5 VII7 | IM7 | IIIm7-5 VI7|

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小気味良い。

サックスとピアノのかけあいでコードがF7 (II7)になった時にKenny Drew が弾いている、Gaugを半音で埋めるフレーズが印象的でした。F7の時はGaugのトライアドが使える!ホールトーンっぽいアプローチ。13thの音から半音4つずつで下がっていくとこうなるのですね。ここのF7は2小節あるので遊ぶ余裕があります。

Stan Getz

Live at the Munich Philharmonie Hall, Germany 1990

Stan Getz (tenor saxophone)

Kenny Barron (piano)

Alex Blake (bass)

Terri Lyne Carrington (drums)

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| IIm7 | #IIdim | IIIm7 | VIIm7-5 III7 |

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| IM7 | VIIm7-5 III7 | IVM7 | IIIm7-5 VI7|

| IIm7 | bVII7 | IM7 bVII7 |VI7 |

| IIm7 | V7 | IM7 | |

スタン・ゲッツが亡くなる11ヶ月まえの演奏だそう。かっこよい。

ケニー・バロン先生も熱いですね。

コード進行、12小節目から13小節目はそっちに行くのですね。

Bette Midler & Barry Manilow

これは楽しいやつ!The Rose で有名なベット・ミドラーがデュエットでやってます。掛け合いがとてもいい感じ。

この曲はデュエットでやられることが多いみたいです。


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