楽曲分析(アナリーゼ)って何のためにする?


ある曲を演奏するとき、楽曲分析(アナリーゼ)をすることがあります。 分析というのはいったい何のためにするのでしょうか?

曲というのはさまざまなやり方で付き合うと、さまざまな顔を見せてくれます。分析をした方が曲のことをよりたくさん知る事が出来ます。その曲と長く深く付き合うと自分と曲の距離が近づくでしょう。まずこれが分析をするメリットだと思います。

また、歴史的にその曲がどう扱われてきたかを知らないと損をする時もあります。お客さん達の中で常識となっている事を演奏者が知らないと、がっかりされる時もあるかもしれません(がっかりされても気にしない、という立場も有りですけどね!)。

ただし、分析に頼りすぎるのももったいないです。自分の中にある感性と響き合うものだけが、音楽において本当に説得力を持つと思います。知識や理論を勉強するあまり、自分の感性を消してしまうと魅力がなくなってしまいます。

自分がまだその曲の中から見つけられていない響きを発見するために、分析が活用できると良いのではないでしょうか?新しい響きを発見できると、自分の感性もまた違う形で発揮できるようになります。


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