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一番基本的なコード、長三和音(メジャートライアド)


コードネームから音を読み取るにはどうしたら良いでしょうか?

今回は一番基本的なコードについて説明します。

一番基本的なコードとは「A」「B」「C」などの、アルファベット1つだけの記号で出来ているコードです。

まず、コードネームを読み取るには英語での音の名前を知らなければいけません。

英語での音の名前はこうなっています。

 ラ:A

 シ:B

 ド:C

 レ:D

 ミ:E

ファ:F

 ソ:G

ラがA、シがB、ドがCとなっています。A、B、C、D、Eとアルファベット順に並べただけですね。ラがAでスタートすることさえ覚えてしまえば、アルファベット順に数えていけば英語での音名を探すことができるのです。

ところで、いろいろな音から長音階(メジャースケール)を作る方法は分かりますか?もし分からない方はこちらの記事を参照してみてください。出来る方は次のステップに進みましょう。

今から「Dというコード」を考えてみます。

まずDの音、つまりレから始まる長音階(メジャースケール)を作ってみます。

ここから、1番目、3番目、5番目の音だけを取り出して弾きます。

これが「Dというコード」になります。

長音階(メジャースケール)の、1・3・5番目の音だけを弾くと一番基本的なコードが出来上がるのです。この一番基本的なコードのことを、長三和音(メジャートライアド)といいます。

※この「D」というアルファベット一文字は「レの音」のことを指す時もあるし、「レの音から始まる長三和音(メジャートライアド)」を指すときもあるので注意が必要です。

では今度は「E」のコードをつくってみましょう。

まず、Eのメジャースケールを作ります。作り方はこちら

ここから、1番目、3番目、5番目の音だけを取り出して弾きます。

これが「Eというコード」になります。

長音階(メジャースケール)を作ることができると、基本的なコードを作ることができます。この長三和音(メジャートライアド)が弾けると、簡単な童謡などの伴奏なら弾くことが出来ます。

そして、この基本的な長三和音を少し変えることで他の種類のコードも作ることができます。その作り方はまた改めて書きます。


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