5.16.2018

先日、小学校で演奏をする仕事がありました。生まれてはじめてリコーダーを演奏する子供たちと一緒に音を出すことになったのですが、その時の彼らの様子が面白かったです。とにかく音を出すのが楽しくてしょうがないという感じでした。ピーピーピーピーいっていて上手な演奏ではないですが、そういう純粋な情熱に触れるのが嬉しかったです。音楽を学んでいく過程で見失いがちなものを思い出させてくれました。ずるい音楽をやらないようにしようと思いました。

5.6.2018

ある曲を演奏するとき、楽曲分析(アナリーゼ)をすることがあります。
分析というのはいったい何のためにするのでしょうか?


曲というのはさまざまなやり方で付き合うと、さまざまな顔を見せてくれます。分析をした方が曲のことをよりたくさん知る事が出来ます。その曲と長く深く付き合うと自分と曲の距離が近づくでしょう。まずこれが分析をするメリットだと思います。

また、歴史的にその曲がどう扱われてきたかを知らないと損をする時もあります。お客さん達の中で常識となっている事を演奏者が知らないと、がっかりされる時もあるかもしれません(がっかりされても気にしな...

5.6.2018

前に長三和音(メジャートライアド)を作る方法を説明しました。こちらの記事です。今回はまた少し色合いの違う和音の説明をしようと思います。

短三和音(マイナートライアド)です。長三和音(メジャートライアド)と比べると少し物悲しい響きがするかもしれません。

コードネームの記号はアルファベットに小文字の「m」をくっつけます。「Cm」、「Dm」、「Em」という感じです。読み方は「シーマイナー」、「ディーマイナー」、「イーマイナー」となります。

作り方は簡単。長三和音の真ん中の音を半音下げるだけです。

これが「C」の和音。長三和音(メジャートライアド)...

5.3.2018

作曲のレッスンとは何をするのでしょうか?
音大で作曲を学び、今も音大で教えている経験から感じることを書いてみます。


作曲といってもいろいろなやり方があります。

レッスンをやる上で分かりやすいのは、作りたい曲のスタイルが定まっている場合です。


例えばラヴェルみたいなスタイルで作りたいとか、1990年代Jポップ風のバラードを作りたいとか。その場合は目標とする曲が存在するので、レッスンでは作った曲と目標との違いを指摘していけば良いわけです。

では目指すスタイルが決まっていない場合はどうしたら良いでしょうか?
創作とは自由だし正解もないので、モ...

5.3.2018

コードネームから音を読み取るにはどうしたら良いでしょうか?

今回は一番基本的なコードについて説明します。

一番基本的なコードとは「A」「B」「C」などの、アルファベット1つだけの記号で出来ているコードです。

まず、コードネームを読み取るには英語での音の名前を知らなければいけません。

英語での音の名前はこうなっています。

 ラ:A

 シ:B

 ド:C

 レ:D

 ミ:E

ファ:F

 ソ:G

ラがA、シがB、ドがCとなっています。A、B、C、D、Eとアルファベット順に並べただけですね。ラがAでスタートすることさえ覚えてしまえば、アルファベット順に数えていけば英...

5.2.2018

音楽理論が分かると何かいいことがあるのでしょうか?
理論は数学みたいでなんだかややこしいし、音楽が楽しくなくなってしまうと感じている方もいるかもしれません。

個人的には、音楽は感覚だけでやった方がいいと思っています。
そして、言葉で音楽を説明することには危険が多いとも思っています。


しかし感覚には限界があります。
どんな人でも、音楽から感じ取れていない部分があるはずです。
音楽の全てを感じ取るべきだ、とは思いませんが、感じ取れる部分が増えると音楽の楽しみが増えます。

音楽理論は最初ことばを使って勉強をしますが、最終的な目的はその理論が扱...

5.2.2018

前回は長音階(メジャースケール)の特徴を調べてみました。

では今回はド以外の音から長音階を作ってみたいと思います。他の音からはじまってもこの数字のような音の並びになれば長音階です。

1 2 34 5 6 78

3ー4と7ー8が半音で、他は全音です。

試しにレから始まる長音階を作ってみましょう。

1番目がレの音なのでこうなります。

2番目の音はレの全音上なのでこうなります。

3番目の音はさらに全音上なのでこうなります。

つぎは4番目の音なので、3番目の音の半音上です。

5番目の音は4番目の音の全音上です。

6番目の音は5番目の音の全音上です。

7番目の音も...

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