4.29.2018

今回は長音階(メジャースケール)について考えていきたいと思います。個人的には音楽理論の中で一番重要なのがこの長音階ではないかと思っています。長音階はさまざまな理論の元になっているのです。

長音階とは、とても簡単に言うとドレミファソラシドです。みなさん一度は耳にしたことがある響きだと思います。

ここでこの長音階に番号を振ってみましょう。

1ド

2レ

3ミ

4ファ

5ソ

6ラ

7シ

8ド

となります。8個目に最初と同じドが出てきますね。

実はこの長音階、それぞれの音の幅は一緒ではありません。

ミからファと、シからドの二か所だけが狭いのです。上の写真の鍵盤に赤い印...

4.29.2018

今回は半音と全音について考えていきたいと思います。

基本的なようで、考えていくと意外に奥が深いです。

半音や全音とは音と音の距離を表す言葉。

半音2つで全音1つと同じ距離です。

半音+半音=全音

楽器で考えるとどうでしょう?

ギターやエレクトリックベースは半音を理解するのに一番向いている楽器かもしれません。

これらの楽器は指板で隣にある音がかならず半音の関係になっています。

一方、ピアノはややこしいです。

白い鍵盤だけを弾くと、ドレミファソラシドの音が出ます。

この時、

ドとレの距離は全音。

レとミの距離は全音。

ミとファの距離は半音!

ファとソの距離は全音。

...

4.19.2018

ミの音に♯をつけると何が起こるでしょうか?「♯」は音を半音高くする記号ですが、ミの半音上に黒い鍵盤は無いです。なので、鍵盤楽器においてミの♯はファと同じ音になります。

なぜ簡単な「ファ」ではなく、わざわざ「ミの♯」という言い方をするのでしょうか。
これはいろいろな場合があります。

まず、飾りの音をきちんと表現したい場合。

ある音に、半音下の音を飾りでつけることがあります。

ドに対して半音下の音を飾りでつけると「ド、シ、ド」。

レに対して半音下の音を飾りでつけると「レ、ド♯、レ」。

ファ♯に対して半音下の音を飾りでつけると「ファ♯、ミ♯、ファ♯...

4.12.2018

ウェブサイトに簡単な英語のページを加えようと思い、プロフィールや短いコメントを英語ネイティブの方に翻訳していただいています。簡単な内容でも単語の選び方で細かなニュアンスが違うことが分かったりして、とても勉強になります。またよく聞く話ですが、やはり日本語は内容が曖昧になりやすいみたいです。英語で表現しようとすると、自分の本当に言いたいことが何なのか具体的にはっきりさせられる気がしました。そういう意味でも面白い体験です。

4.10.2018

音楽の練習をしていて、すぐには弾けない難しい部分に出会ったとします。

難しい部分は簡単にできる部分よりもっと詳しく観察して対策を立てる必要があるのですが、その障害になるのが自己嫌悪です。
自分が出来なかった時に頭の中が自己嫌悪で支配されてしまうと、そこで起きている事をしっかり観察する事が出来なくなってしまいます。

失敗した時に生徒を厳しく責めるような教育は、この自己嫌悪を大きくしてしまいます。これは生徒が自分で音楽の道を進んでいく上で効果的ではないと思います。 

直すべき部分は感情を入れずに情報として伝えて、それより生徒の良い...

4.10.2018

楽譜を演奏する時でも、耳コピをする時でも、他の課題に取り組む時でも、難しい場所にぶつかって行き詰まってしまう事があります。

そんな時でも冷静になってじっくり観察してみると、本当に難しいのはその場所のごく一部分に過ぎないかもしれません。

逆にいうと、難しそうな部分をよくみて、その中にある簡単なところをほんの少しでもいいから見つけることが大事だと思います。そうすると、そこを足がかりに攻略していく事が出来るかもしれません。
 

4.10.2018

アバンギャルドにせよ、パンクにせよ、社会主義革命にせよ、少数派とか反体制の立場だったものが逆に権威を持った時、自分に反対するものに非常に厳しくすることはよくあります。それは変わってしまったわけではなく、弱い立場の頃に行っていた「自分と価値観の異なるものに容赦しない」という在り方を続けているだけかもしれません。戦い続けているのでしょう。

4.8.2018

ペンタトニックスケールという音階があります。これは5つの音からできている音階。
(ペンタは「5」という意味。例えば五角形は英語でペンタゴンといいます。)

ピアノの鍵盤をドから1オクターブ上のドまで見ていくと、「ドレミファソラシ」と白い鍵盤が7つあります。その間には黒い鍵盤が5つあります。その黒い鍵盤5つだけを弾くとペントニックになっています。

黒い鍵盤だけを弾くと、なんとなく懐かしいような物悲しいような響きがするかもしれません。ペンタトニックは世界各国の民族音楽でよく使われていて、日本の民謡などでもペントニックはよく使われます。

ドレミフ...

4.6.2018

「楽譜を見ながら演奏すると身体が固くなってしまうけれど、自分が覚えていて譜面を見なくても弾ける曲だとリラックスして演奏できる」という声を生徒さんから聞きました。よく分かります。僕も自分自身でそういう傾向があります。もしかしたらどんな人でもそういうところがあるのかもしれません。

覚えている曲は、音楽のイメージが身体に入っているので自然にリラックスしてして演奏できるのでしょう。ただ、もし楽譜を初めて見て演奏する時でも、とてもとても簡単な曲ならあまり緊張しません。簡単な曲だと、初めてみる曲でも自分の中に音楽のイメージを描けるのでしょう。

そう...

4.5.2018

ある曲を練習している時に、どうしても間違えてしまうところがあるとします。

そこを直すためにはまず部分的な練習をした方が良いとされています。左手を間違えるのならば左手を抜き出したり、5小節目を間違えるならば5小節目を抜き出したりして、その部分が出来るようになったら全体を通す。

ところが部分練習をやるのはなかなか難しいようなのです。曲を弾いていて、どこか間違えると一度そこでストップしてまたはじめから通そうとする生徒さんも多いです。自分自身のことを振り返っても、部分練習はあまり好きではありませんでした。ところどころ間違える状態だとしても、曲を...

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