循環コードと呼ばれるコード進行があります。
ポップスでとてもよく使われる基本的な進行です。
ジャズやクラシックにも出てきます。
コード進行を覚えるならまず循環コードから覚えると良いと思います。
「循環」とはどのような意味でしょうか?
循環:ひとまわりして元にかえり、それを繰り返すこと。
だそうです。
終わりまでいったら、最初に戻ってまた繰り返すことのできる進行です。
というわけで、循環コードの特徴はこうなります。
循環コードは最後のコードから最初のコードに戻ることができる。
たくさんのパターンや変化した形がありますが、1つだけ例をあげてみていきます。
CM7 → Am7 → Dm7 → G7
これはこのように書くこともできます。
IM7 → VIm7 → IIm7 → V7
最後の V7 は I に進行することが多いです。
なので、この進行は循環することが出来ます。
実際に音符にしてみます。
弾いてみると、耳になじむ自然な感じがすると思います。
これを全ての調で弾けるようにすると、ポップスを弾く上ではとても便利です。
コードネームだけ書いておきます。
IM7 → VIm7 → IIm7 → V7
CM7 → Am7 → Dm7 → G7
FM7 → Dm7 → Gm7 → C7
B♭M7 →Gm7 → Cm7 → F7
E♭M7 → Cm7 → Fm7 → B♭7
A♭M7 → Fm7 → B♭m7 → E♭7
D♭M7 → B♭m7 → E♭m7 → A♭7
G♭M7 → E♭m7 → A♭m7 → D♭7
F♯M7 → D♯m7 → G♯m7 → C♯7
BM7 → G♯m7 → C♯m7 → F♯7
EM7 → C♯m7 → F♯m7 → B7
AM7 → F♯m7 → Bm7 → E7
DM7 → Bm7 → Em7 → A7
GM7 → Em7 → Am7 → D7
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