音楽において上達するためには嫌なことを我慢しなければならないというのは嘘だと思う

タイトルの通りですが、音楽において上達するためには嫌なことを我慢しなければならないというのは嘘だと思っています。 音楽においては、本当に自分の好きなようにやるのが一番だと思っています。 自分の好きなようにやるとは、適当に荒っぽくやることではなく、自分が心から楽しんだ結果としてその音楽に詳しくなっていき、音に対する感受性を豊かにしていくということです。 そのためにも、自分に合ったやり方を見つけることが大事。 人の脳の使い方は個人個人で本当に違います。 理論的な事や歴史的なことを本でしっかり勉強するのが好きな人もいるし、音から自由に感じて学んでいくのが好きな人もいます。 自分に合わないやり方は効率が悪いし楽しくないと思うので、いろいろな方法を試してみて自分に合ったやり方を見つけていけると良いですね。

自分の感覚を信じる、とは

何か表現をする時に、自分の感覚を信じることはとても大事だと思います。 自分の感覚を信じるというのは、ゆるく適当にやることとは全然違います。 普通に毎日の生活を過ごす中で、自分自身の感覚を無視せざるを得ないことは多いです。そうやって自分の感覚に対してフタをする力がないと、社会の中でスムーズに生きていくことは出来ません。 しかし表現をするときには、自分の感覚こそが一番大切にする部分です。 自分の感覚に対して正直であるためには、普段の生活で無視してきた自分をしっかり出していく必要があります。 それは簡単なことではなく、さまざまな困難や危険もあり、だからこそ魅力的で人の心を打つのだと思います。

鍵盤を押さえない指が緊張してしまう場合

ピアノ弾く時、鍵盤を押さえていない指が緊張してずっと伸びきってしまうことがあります。鍵盤を押すときは多かれ少なかれ筋肉の力が必要ですが、使っていない指にも力が入ってしまうとこのようになります。ピアノを習いたての方には特に多くみられる状態です。 人間の指はもともとそれぞれが完全に独立して動くようには作られていないので、他の指につられて動いてしまうのは仕方のないことです。ピアノを弾くことに慣れていくと、自然に良くなっていくとは思います。 とはいえ力が入りっぱなしだと疲れてしまうし、スムーズな動きを邪魔してしまいます。 こういう時に効果のありそうな練習があります。 とてもゆっくり演奏して、一音弾く度にいったん全ての指の力を抜いてみるというものです。 「ドレミファ」というフレーズがあったとすると、 ドを弾いたあとで一回指の力を全て抜く。 レを弾いたあとで一回指の力を全て抜く。 ミを弾いたあとで一回指の力を全て抜く。 ファを弾いたあとで一回指の力を全て抜く。 まどろっこしいような気もしますが、身体に力を抜くやり方を教えてあげるイメージで取り組んでみてください。一度やり方を覚えると、テンポを速くしてもある程度は力を抜けるようになるはずです。 演奏に限らず、無意識のうちに緊張が続くというのはよくあります。慣れない場所に行って疲れてしまう時も、同じような感じかもしれません。 緊張を抜くというのは簡単なようで、難しいです。意識をして、適度に緊張を抜く練習をするのは効果的だと思います。

どこまで責任を持つか

仕事をする時、どこまで責任を持つかというのは難しい問題です。 演奏の仕事で言うと、ピアニストは楽器を持ち運ぶことがほとんどありません。会場に置いてあるピアノがどんな状態でも、それでベストを尽くすというスタンスが普通です。 しかしやろうと思えば自分で調律師の方を手配したり、極端な例だとピアノを運搬して会場に入れることも不可能ではないかもしれません。とはいえいつもそうしていたら大変です。 また、スタッフや共演者との関係もあります。自分がこうしたら良いと思うことを全て伝えて、その通りに動いてもらうようにお願いすることはできます。 でも周りの人からすると、なんでもかんでも指示されると信頼されていないような感じがすると思います。それはかえって円滑にものごとが進まなくなりそうです。 自分で良いと思う方向に周りの物事をコントロールするのか、周りの人や環境を尊重してその中で自分の個性を発揮するのか。 周りを尊重してその中でベストを尽くすというやり方が好みですが、それをやりすぎて無責任にならないように気を付けないといけません。 周りに託す時も、自分自身の意志をもった選択として信頼して任せる必要があると思います。

知性と感性

音楽には数学みたいな知性的なゲームの側面もあります。数学や物理と音楽の関係は深いし、音と音の関係を数学的にとらえる事でうまれた響きもあります。 一方、音楽は感情を表すものでもあります。歌は泣き声や歓びの表現でもあります。なぜだか分からないけれど心を大きく揺さぶられる音楽もたくさんあります。 知性と感性、その両方を融合させることができるのが音楽の面白いところだと思います。音楽をやればやるほどその面白さを発見できて嬉しいです。

あるがままは簡単ではなく

音を出す時、自分のイメージや音の行きたがっている方向のまま素直に音を出せば、よく響く素直な良い音になると思います。 音を過不足なく、あるがままに響かせていく感じ。 でもそうするのは難しいです。 余計なことをいろいろ考えてしまいがち。 普段は、余計なことを考えないためのトレーニングをしています。 自分の耳と心でしっかりと感じる練習。

音楽に一番必要なこと

音楽に必要なことはたくさんありますが、一番大事なのは肯定する力だと思います。 自分自身を愛することと、周りで起きていることを愛することが大切だと思うのです。

音楽理論は積み重ね

音楽理論の学習は積み重ねだと思います。 基本的なことをしっかり理解したら、その知識を使って次の段階の事が分かるようになります。そして次の段階の事を学ぶと、前の段階に戻った時により深く理解出来るようになっています。 ジャズ・ポピュラー系の場合、以下の順番レッスンを進めていくことが多いです。 半音と全音 ↓ メジャースケール ↓ 音程 ↓ 和音の種類 ↓ ダイアトニックコード ↓ マイナースケール ↓ ツーファイブ ↓ セカンダリードミナント ↓ 裏コード ↓ テンションやその他のスケールなど。。。 これらの事は紙の上だけでなく、耳でも理解できるようにしたいです。音楽理論を頭で考えているうちはまだまだ不十分で、感覚に落とし込むのが目標です。そうすると感覚で曲を作ったり、演奏をする時に自然にできることが増えます。もっと楽しく音楽と接することが出来るようになると思います。

今後のピアノソロライブの予定

今後のピアノソロライブの予定です。 どうかお気軽にお越しくださいね!! ●8/13 (月) 20:00 東京都学芸大学駅 A-train ​ ●9/30 (日) 14:00 岐阜県名鉄岐阜駅前 jazz Ghost V. ​昼間のライブです。 ​ ●10/1 (月) 19:30 愛知県名古屋市栄 中日ビル サンモリッツ ​ ●10/21 (日) 14:00 名古屋市天白区土原 カフェsolLa 昼間のライブです。 ​ ●10/30 (火) 19:30 名古屋市今池 バレンタインドライブ ​この日は対バンで春日井直人(drums)と伊藤誠人(keyboard)のデュオも出演します。

正しい唯一の道はたぶん無くて

何かを学んでいく時に、絶対に正しい道というのは無いと思います。 でも自分に合ったやり方というのは、きっとあるはず。 ものの考え方や感じ方は人によってかなり異なります。なので、誰かがやっているあるやり方でうまくいったとしてもそのやり方が自分に合うかは分かりません。自分に向いているやり方を見つけて、それを一生懸命やることが大事です。 なので逆にものを教える立場としては、一つの事を伝える時になるべく多くの方法で伝えることが出来たら良いと思います。どの言い方がその時の相手に響くのかは、いろいろな伝え方をしてみないと分からないのです。