物語をきいているとしても

先日大学の友人たちと会いました。楽しかったです。 その時、人は音楽を聴くときに物語をきいているという面もある、って話が出ました。グラミー賞をとったとか、自分の尊敬するあの人の犬が好きな曲だとか、ペット業界で流行っているとか、チワワの歴史を変えた曲だとか、散歩に向かう犬の喜びが歌われているとか。 自分にとって自分自身は唯一無二のものなので理由がなくとも自分の音楽を大切にするけど、他の人にとっては何か理由がないとわざわざその音楽に心を開く必要がない。でも、何か物語があると心を開いてくれるかもしれない。 自分が誰かに音楽を聴いてもらうとき、どのような物語を提示するのかは大事なことだし、そこに対して無意識でいると損かもしれない。 でもそれは売るために嘘をつくってことではなくて、そもそも自分が音楽をやっているってことはもともと何かしら自分自身の物語があるはずで、言葉にするにせよしないにせよ、それを自分で自覚して大事にしていれば良いのかなと思います。

豊かさ

本当に人の人生はいろいろあるのだと思った夜でした。面白い。 敬意と興味を持ってさまざまな人に関わっていく事ができると、人生は豊かになるのでしょうね。

旅立ちは寂しいけれど。

今日は教えている大学で今年度最後の授業でした。年度の最後の授業はいつも少し寂しい気持ちになります。みんながこれからも幸せに生きていけますように! その後で学生達の作品を発表するコンサートのリハーサルを見学してきました。一生懸命音楽に向き合っていてまぶしかったです。自分も負けじと頑張っていこうと思いました。

何をどのように食べたのか

ある人の演奏や作品には、その人が今までどんなものを聴いてきたのかが反映されますよね。何を聴いてきただけじゃなくて、その聴いたものに対してどんな思いがあったのかってのも反映されそうです。 同じ音楽を聴くのでも、例えば誰に紹介されたかによって聴き方も変わる。若い時に出会ったのか年を重ねてから出会ったのかによっても変わる。何のために聴くのかでも変わる。 音楽を専門にやっている身からすると、音楽からいろいろ得ようとしてしまうけど、あんまり欲しがりすぎると味を感じられなくなるかもしれない。恋愛やお金は追うと逃げていくらしいですが、音楽もそうなのでしょうか。

かろば、なけん

今日は東京の某音大に通うバイオリン専攻の学生に楽曲分析のレッスンをしてきました。ショパンとプロコフィエフでした。プロコフィエフをがっつり分析するのはけっこうハードでしたが、たくさん発見がありました。面白い技をたくさん使っていました。クラシックの伝統をしっかり踏まえながらそれをずらしていく様子が面白かったです。そして今回のレッスンでもその生徒さんのまっすぐ音楽に向き合う姿勢にもとても刺激を受けました。毎日の生活に流されていってしまいがちですが、自分の目指す方向に向けて勉強する時間をきちんととっていきたいと思いました。 レッスンからの帰り道に「かろば、なけん」と妻からのメールが届きました。どうやら1歳になる娘が勝手にスマホを触って送ってしまったようです。今の僕にはそれが何を意味するかまだわかりませんが「パパも『かろば、なけん』だよ」と娘に向けて返信しておきました。それが何かわからずとも可愛い娘が言うなら「かろば、なけん」です。というわけで、明日から僕は「かろば、なけん」ですので皆さまどうかご周知くださいませ。

自然な美しさ

演奏するときは自然な美しさ、かっこよさを目指しています。正直で無理のない感じがいいなあと思います。人前で演奏するとついつい頑張ってしまう時もありますが、そんな時はあまり良い結果にならなかったです。自分の中にあるものを信じて、それをまっすぐ伝えるために丁寧に音をつむいでいきたいです。

メガネこそがその人かもしれない

一つ前の記事でメガネのおしゃれを楽しもうみたいなことを書いたのですが、書いてアップしてからそうとも言えないと思ってきました。 その人の能力やこだわりがその人なんだから、メガネのオシャレを楽しむのも良いけれど、その人ならではのメガネをしっかりかけておく事こそが魅力につながるのかもしれない。メガネを増やしたいのであればまたその態度もその人のメガネ道だし、メガネの道に正解はないのでしょう。

能力メガネ

昨日は鈴鹿サーキットで演奏してきました!かっこいい車がたくさんあり楽しかったです。 共演した方と待ち時間の間にいろいろな話をしました。そこで音感の話も出てきました。 音感(音をきいて音の名前がわかる能力)というのはとても便利だと思います。音だけを聴いて内容を分析することもできるし、楽譜から音楽を立ち上げるのも早くなりそうです。いろいろな人の話を聞くと、音感がない人はある人がうらやましいと思うこともあるようです。 僕自身は音感がよい方ではないところから出発して、意識的にいろんな訓練をしてきて現在はようやく少しずつ音感がついてきているところです。訓練は続けているので、この歳(35歳)でもまだまだ音感が改善してきているのを実感します。なので音感がある立場もない立場も少しはわかると思います。そのような立場から音感についていろいろと思います。 たぶん、音感などの能力は物事をとらえる上でのメガネのようなものです。あるメガネに頼りすぎると、他のメガネからみることがおろそかになってしまうこともあります。 楽譜が読めることや、音楽の歴史を知っていること、音楽の情報に詳しいこと、経験豊富なこと、歌詞を大事にすること、音楽理論に詳しいこと、などなどもメガネだと思います。 メガネが増えることは悪いことではないので、メガネを架け替えたり、二重メガネをしてみたり、色メガネや伊達メガネなど、メガネのオシャレを楽しむと良いのでしょうね!

音と音の関係性

良い音楽とは何かっていう問いは難しい問いですが、音同士の関係性が明確なものの方が良い音楽だと思っています。音と音の関係がはっきりしているほど、面白く聴ける音楽になると思います。情報が心と体にはっきりと飛び込んでくる感じ。

コード進行

昔から、ものごとがなぜそうなっているか考えるのが好きでした。音楽でいうと、なぜ半音がオクターブの中に12個あるのかとか、コードがなぜ3和音を基本とするのかなど、いろいろと考えてきました。音楽の世界で広く良いとされていることも、自分なりに理由を考えて自分なりの答えをみつけて消化するようにしてきました。 最近でいうと、コード進行について少し考えたりしています。コード進行はよくあるパターンを覚えるのが一番効率に学べると思うのですが、それらのパターンの中の奥にある原理を探っています。もちろんトニックとかドミナントとかもその一つだろうし、その他にも考え方があるかもしれません。

最近、ますます音楽を聴くのが面白い。

最近、ますます音楽を聴くのが面白いです。昔よりはいろいろな事が感じ取れるようになってきたと思うので、以前から聴いている音楽でも発見が多いです。 昨日行ったセッションでお客さんに「演奏には直観が大事なんでしょ?」と聞かれて、その質問がなんだか新鮮でした。確かに直観やフィーリングで演奏するのは大事だと思います。普段いろいろな音楽を聴いていろいろ感じることで、その直感が磨かれるのだろうと思います。

レッスンのページをリニューアル

レッスンのページをリニューアルしてみました。 過去や現在やっているレッスンの内容を書いてみました。 こうやって書いてみると、さまざまな生徒さんに来ていただいていて本当にありがたいし、面白いです。レッスンはする方もすごくいろいろな事を学べる機会ですし!

今年に限らずですが

寒いですね! 年始なので今年の目標などを考えたりする良い機会です。 仕事は一つ一つどんな時も、充実して関わる人達(自分も含めて)が満足するようなものにしていきたいです。そのためにも、焦らず慌てず、自分のペースを大事にしながら丁寧に事に当たっていきたいです。環境が万全なことなどたぶんないので、今自分がいる条件の中で楽しんでベストを尽くしていきたいと思います。

ことばにできないところ

毎日生活していても、言葉にできないような感覚を覚える時はいろいろとあります。 友達とごはん食べてなんとなくまったりしている時とか、 初詣に行って列に並んでいる時の空とか、 昼から夕方に変わっていく時間帯の空気とか、 なんとなく言葉にできないような微妙な感覚。 音楽においてもそういう感覚がとても大事だと思うのですが、 それは曖昧に表現するという事とはまったく逆だと思うのです。 感覚を大事にすると聞くとなんとなくおおざっぱな印象があるかもしれないですが、むしろ逆で、ある感覚を立ち昇らせるのはとても厳密な作業だと思います。音楽でいうと、音の強さやタイミングがほんの少し変わっただけでもその感覚はうまれないかもしれない。

正月のテレビ

明けましておめでとうございます。 正月はなんだかんだでテレビを観ている時間が多くなりますね。 お笑いの番組が多くなり、とても楽しいです。 お笑い芸人の皆さんは本当にすごいなーと思いながら餅を食べて過ごしています。 今年もよろしくお願いいたします。

演奏する時は

自分が演奏するとき、そこにいる全ての人達に少し幸せな時間を過ごしてもらえるようにできたらいいと思います。 自分が音を出さないという選択肢も十分にあり得るし、自分を全開にした方がいい時もあるかもしれない。 あまり頭でたくらみを働かせず、率直に自分をオープンにしておいた方がうまくいくかもしれない。